INFIELDの人材戦略

インフィールドは独自の人材戦略で、高いスキルと
情熱を持つ社員を抱え、ビルオーナー様に貢献しています。
COMPANY

デベロッパー各社から
高い評価を受ける運営スタッフ

当社が、「競合他社に対して圧倒的な優位性がある部分はどこか」と尋ねられれば「それは会場を運営するスタッフ一人ひとりです」とお答えします。お客様のイベント成功のために最初から最後まで寄り添い力を尽くす当社のスタッフ。高いホスピタリティと技術力に裏打ちされた提案は、会場利用者の高いリピート率につながり、施設の高収益を達成する基盤となっています。

さらに、「自分の仕事はここまで」と線を引くことなく、ビル全体の付加価値向上のために知恵を絞り、エリアマネジメントやDMOへの参画、自主イベントの企画など、日々さまざまな取り組みをビルオーナーの皆さまと推進しています。

ここでは、スタッフ一人ひとりが内から湧き上がるようなモチベーションを発揮するために、長年かけて作り上げてきた当社の人材戦略の一端をご紹介します。

企業文化

経営から現場まで
社員全員がイベント成功に真摯に向き合う

当社社員の90%は各施設に専任で常駐するコーディネーターですが、それ以外のコンサルティングチームや一般管理部門、経営層に至るまで、そのほとんどがコーディネーター出身者の、いわゆる「現場の叩き上げ集団」です。

社員全員が施設運営の実態を知り尽くし、主催者と共にイベント成功の喜びを味わった経験があるからこそ、日々お客様に向き合う社員一人ひとりの仕事をリスペクトできる風土があります。そのため、部門や職域の垣根を超えて、全社員がこの仕事ならではの楽しみややりがい、苦労や大変さの理解のベクトルがぶれることはありません。経営と現場が同じベクトルでお客様のイベント成功に真摯に向き合える、そんな会社です。

この企業文化を継続し、ビルオーナーに対して長期的な付加価値を提案していくために、以下のキーワードを企業文化づくりの上で大切にしています。

  • 現場の叩き上げプロパー社員で自走する組織作り
    社長交代やグループ出向者によるブレがない一貫した経営体制を構築しています。
  • セクショナリズムを生まず誰もサボらない組織づくり
    全員がコーディネーターとして働き、無駄な部門や役職を作りません。
  • 個人ノルマ無しのチームビルディング
    チームで助け合いイベント成功を目指すため個人ノルマは設定しません。

人事制度

業界平均を大きく上回る報酬体系で
カルチャーマッチ人材を確保

当社の2023年度平均年収は610万円、中央値は570万円でした。業界最大手の平均年収と比較しても170万円程度の差があります。報酬水準が低いサービス業のイベント業界においても、当社の社員がこの仕事に誇りとやりがいを持って長期的に働き続けられるよう積極的な人材投資を行い、高い水準の報酬体系・福利厚生制度の構築を目指してきました。

具体的には、2023年度から2024年度にかけて、全社員一律で合計3.5万円のベースアップや、役職手当の大幅増額、公休日数増などを行いました。また、企業型確定拠出年金を導入し会社が全社員一律毎月2万円の積立を行っています。希望すれば自身の賞与から追加拠出可能で、最大年間66万円の積立が可能です。25歳入社時から60歳までその積立を継続した場合、仮に5%の運用利回りで6,000万円を超える老後資産形成も可能な制度としました。

さらに、年功序列と個人目標設定を排除した完全実力主義の評価制度、経営理念と現場の行動を一気通貫でつなぐクレドなど、当社独自の人事制度により、社員のモチベーションを高めることに主眼を置いた制度設計を行っています。

こうした取り組みにより、過去5年間(2019年度〜2023年度)の全社離職率は2.1%と、サービス業・イベント業界としては驚異的に低い数字を達成しています。多くの社員が当社で長く働く価値を実感し、スキルを研鑽し高いパフォーマンスを発揮しています。

人材育成

施設マネージャーが会社の原動力の
ミドルアップダウン経営

当社には2024年9月時点で16名の施設マネージャーが在籍しています。マネージャーは施設の運営責任を負いつつ、ビルオーナーと共に目指す数字目標に対しても達成責任を負います。当社ではこの施設マネージャーを組織の最重要ポジションと位置づけて、経営層からのトップダウンでもなく、現場メンバー層からのボトムアップでもない、両者のメリットを取り入れたマネージャー層からのミドルアップダウン経営を目指し、実践しています。

その理由は、当社が業界大手企業のように自社統一ブランドを持たず、ビルオーナーのビルブランドに対応した「個別の施設ブランド」で営業・運営を行っていることに大きく起因します。

イベントホール、国際コンファレンスセンター、バンケットなど、多種多様な施設を個別のブランドとして運営する中で、マネージャーに大きな裁量を持たせて施設ブランディングを考え、営業プロモーション手法や運営サービスメニューを施設の個性に応じて柔軟に考え実行していくことが求められています。

また、経営と現場をつなぎ、チームを育てパフォーマンスを高めながら、自身もプレイングマネージャーとしてインフィールドクオリティのサービスを顧客に提供していくという、多様な役割を担っています。

こうした重責を担うマネージャー層が、孤独に陥ったりバーンアウトしないように、当社独自に内製化した約100ページ超に及ぶマネジメントスキル研修の実施や、マネージャー同士が横串で最高のチームとなるためのチームビルディング、相手を尊重しつつも本音を言い合える心理的安全性の高いチームづくりなど、より良いチームを作り現場に活きる実践的なマネージャー育成を実施しています。

現場マネジメントに直結する研修資料を内製化

人材採用

全社員の30%が技術系出身、25%がリファラル採用入社

当社は、全社員の約30%以上を映像・音響・照明・舞台・TV制作などの技術系出身者が占めており、イベント演出に欠かせない技術提案力は業界トップクラスです。通常の運営会社であれば、外部の専門業者に発注するような高度な内容でも、当社の運営スタッフであればワンストップで提案可能なため、スピード感・クオリティ・コストパフォーマンスなど、多くの面で会場利用者から高い支持を得ています。

この高い技術提案力は、運営から逆算した施設企画・コンサルティングでも大いに発揮されており、使い勝手を最優先した技術提案をイベントホールやコンファレンス企画時に行っています。毎年実施される演出設備専門メーカーの新商品展示会には技術チームが欠かさず足を運び、最新の知見を取り入れながら、各メーカーとも強力なコネクションを築いています。

音響サポート
照明オペレーター
映像オペレーター
映像・配信サポート

さらに、技術系出身社員が内製化した社内の技術育成マニュアルは合計150ページ超の大ボリュームで、テクニカル勉強会なども定期的に社内で開催されており、全社員の提案力向上に欠かせない当社の財産になっています。

合計150ページ超の技術育成マニュアル

また、全社員の25%が自社社員紹介によるリファラル採用入社であるというのも、当社の大きな特徴です。社員が仕事に誇りとやりがいを持ち、報酬面でも満足し長期的にインフィールドに貢献したいと思えるからこそ、大切な友人知人を当社に紹介したいと考えてくれています。

こうした特徴的な当社の人材採用をより強固なものにするため、求職者目線で当社の文化・制度を伝える30ページ超の採用WEBサイトや、学歴・職歴に左右されない徹底したカルチャーマッチの選考採用など、競合他社がまねできないような採用手法を取り入れています。

エンゲージメント

社内イベントで社員の企画・制作スキルを強化

インフィールドでは、社内エンゲージメント向上、イベントの企画提案力・制作スキル向上、顧客視点獲得などを目的として、さまざまな社内イベントを開催しています。

社内の元プロミュージシャンを集めた音楽ライブでは、進行台本制作から機材セッティング、当日のオペレーションまでを全て当社のスタッフで行いました。

その他にも、MICEサービスのアイデアを競った社内AWARDを開催。

有名なトーク番組「徹子の部屋」風の経営方針発表会など、ユニークなイベント制作を内製化して行っています。

これらのイベントは、単なる社内行事ではなく、運営施設におけるエリアマネジメントへの参画や、テナント向けイベント企画など、さまざまな場面で営業・運営に生かされています。

経験豊富なコンサルタントが
イベントホール・会議室の企画・運営の
ご相談をお受けします。
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