サステナビリティへの取り組み
インフィールドは、施設運営を通じて持続可能な社会の実現に貢献します。私たちのサステナビリティへの取り組みについてご紹介します。
サステナビリティに関する当社の思い
近年、企業にとってサステナビリティへの取り組みは欠かせないものとなっています。特に、ホールや会議室を活用した大型イベントは、多くの人々や物が集まるため、資源の消費量も多くなります。そのため、環境負荷の少ない施設運営を行うことや、イベントを通じてサステナブルな取り組みを行うことは重要だと考えます。
インフィールドは、ホール・会議室運営で培ったノウハウを生かし、イベントの企画・運営をサポートすることで、この課題を解決します。ひとつの企業、ひとつの施設、ひとつのイベントでできることは限られていますが、オーナー様、イベント主催者様、パートナー企業様と協力し、イベントにサステナブルな取り組みを加えていくことで、持続可能な社会の実現に貢献できると信じています。
イベント主催者様がサステナブルな活動を発信する場として、インフィールドが運営する会場を選んでいただき、持続可能な社会の実現に向けた情報発信の拠点となること。それがインフィールドの目指す姿です。
サステナブルに配慮したサービス
インフィールドは、CO₂削減、脱プラスチック、フードロス防止、食の多様性などの観点でサステナブルなイベント運営をサポートしています。
CO₂削減の取り組み(CO₂ゼロMICE®)
イベントにおけるCO₂削減に積極的に取り組んでいます。「CO₂ゼロMICE®」 は、イベントを実施する際に、その会場で使用される電気を再生可能エネルギーに置き換えることで、CO₂を実質ゼロにできるサービスです。この仕組みを利用することで、再生可能エネルギーで実施したイベントというアピールをすることや、東京都総量削減義務などの削減義務に対応することが可能になります。
インフィールドが運営する会場の多くのビルでは電力として再生可能エネルギーを使用しておりますが、お客様が希望される場合には、「CO₂ゼロMICE®」 の仕組みを利用して証明書を発行することも可能です。インフィールドはホールや会議室として初めてこのサービスを導入した実績があります。
脱プラスチックの取り組み
プラスチック削減に貢献するため、多くの施設でアルミ缶やカートカンのドリンク、紙製のカップ蓋、紙容器のアイスドリンク用シュガーなどを導入しています。特にアルミ缶は海洋汚染への配慮だけではなく、再生率、リサイクル性が非常に高く、キャップやボトル、すべてがアルミ製のため分別も不要となります。
サステナブルフード提供の取り組み
ケータリングにおいて、一般の市場に出回らず通常は廃棄されてしまう規格外野菜や、未利用魚を活用したサステナブルフードのメニューを取り入れています。また、ベジタリアン、ヴィーガン、ハラルに対応可能なケータリング業者と協力し、多様な食のニーズに応えています。
ドリンクメニューにおいても、無農薬で環境にやさしく、かつトレーサビリティが担保され、フェアトレードされているコーヒー豆を積極的に採用しています。また、コーヒーの生産過程で廃棄される果皮から作られた飲み物であるカスカラティーを提供し、フードロス防止にも貢献しています。
街やビルとの連携
施設単体だけでなく、ビルや街全体で行う持続可能な社会の実現に向けた取り組みに、施設運営者の立場から積極的に協力しています。取り組みの一部をご紹介します。
ビルの取り組みと連携
ビル内で行われている都市養蜂から採れたはちみつを、イベント参加者に提供するオリジナルのお土産やケータリングに使用しています。(都市養蜂は生物多様性と緑化保全に重要な役割を果たしており、地産地消にもつながります)
ビル主催のイベントに参画
ビルが主催する地域住民やテナント企業向けの環境保全に関するワークショップや、ビルの敷地内で育てている野菜やハーブの植付・収穫体験、収穫物の試食など、サステナブルがテーマのイベントに参画しています。
地域清掃活動への参加
ゴミ拾いボランティアであるグリーンバードの活動に協力するなど、定期的に実施されている各地域の清掃活動に参加しています。
安心・安全な地域づくり
地域の拠点として、大規模災害発生時には自治体と連携し、ビルエントランスやコンファレンス施設で帰宅困難者が一時避難できるよう受け入れ態勢を整えています。
サステナビリティ関連イベントの誘致
近年、企業のPRイベントや発表会において、自社のサステナブルな取り組みを発信する機会が増えており、会場選びにおいてもサステナビリティに配慮しているかどうかが重要視されています。特に国際コンファレンスなどでは、サステナビリティ対応が必須条件となりつつあります。このような背景から、環境に配慮したイベントの相談が増加しています。
インフィールドでは、サステナブルなイベントの実施に関する相談に丁寧に対応し、主催者様から具体的な要望がない場合でも、当社から積極的にサステナブルなサービスを提案しています。こうした取り組みは、イベント主催者様から高く評価され、会場選定の重要な理由のひとつになっています。
過去には、以下のようなイベントを誘致・開催しました。
健康経営に関するONLINEイベント
一般社団法人健康戦略研究所様が主催するONLINEイベントの会場としてご利用いただきました。 このイベントでは‟コロナ禍での健康経営の在り方を創造していく”を主旨に、ご賛同いただいた企業様がどのような取り組みをされているかをご講演いただきました。
WWDJAPAN SUSTAINABILITY SUMMIT 2023
「グローバル、最先端」をキーワードにファッション×サステナビリティに関して国内外のキーマンたちを招き、さまざまなテーマでのトークセッション、また体験を通じてサステナビリティを考えるオフラインイベントを行いました。
カーボンニュートラルなイベント
“ゼロ・エミッション型のイベントの実現”を目指す株式会社博展様が全社キックオフイベントにおいて、環境負荷の低減への取り組みとカーボンオフセットを実施し、カーボンニュートラルなイベントを実現しました。顧客へのサービス開発のモデルケースになっています。
責任あるマグロ類調達シンポジウム
水産業の課題をテーマとした国際シンポジウムを、シーフードレガシー様、世界自然保護基金ジャパン様の共催で行って頂きました。懇親会では、イベントのテーマであるMSC(海洋管理協会)認証製品のマグロなどを使用したサステナブル・シーフードを提供しました。
上記のように、実施したイベントは、施設ごとの利用事例ページやサステナビリティページに掲載し、サステナブルな取り組みをしている会場としてのアピールにつながっています。
さらに施設単体でできることだけではなく、ビルオーナー様、地域の皆さま、パートナー企業様と協力してサステナブルな取り組みを実現します。それによって施設の価値が高まり、新たなイベントの誘致へとつながる循環が生まれています。
施設ごとのサステナビリティ関連ページ
施設ごとのサステナビリティへの取り組みについては、以下のページをご覧ください。