東京ポートシティ竹芝 ポートホール/ポートスタジオ
TOKYO PORTCITY TAKESHIBA PORT HALL PORT STUDIO- #国家戦略特区
- #コンテンツ発信
- #エリアマネジメント
- #DMO参画
施設・プロジェクト概要
国家戦略特区の認定プロジェクトとして、「デジタル×コンテンツ」を軸にコンテンツ産業の振興を官学民連携で推進する「東京ポートシティ竹芝」がオープンしました。商業・展示会場・ホール・スタジオ・オフィス・産業支援施設などから構成される大型複合ビル。
その1階・8階に、コンテンツ発信拠点として整備された「東京ポートシティ竹芝 ポートホール/ポートスタジオ」があります。巨大スクリーンを常設したホールと2分割可能なスタジオは、音楽ライブや新車発表会、行政のプレゼンテーションイベントなど、あらゆる催事に対応しています。
ビル概要
所在地 | 〒105-7501 東京都港区海岸1-7-1 東京ポートシティ竹芝 |
アクセス | 京浜東北・根岸線・山手線 「浜松町」駅より徒歩4分 都営大江戸線・浅草線 「大門」駅より徒歩5分 ゆりかもめ「竹芝」駅徒歩2分 |
敷地面積 | 約1万2,000㎡ |
延床面積 | 約18万1,000㎡ |
規模 | 地上40階、地下2階、高さ208m |
開業 | 2020年9月 |
施設概要
用途 | イベントホール・スタジオ |
部屋数 | ホール1室、スタジオ1室 |
面積 | ホール522㎡、スタジオ279㎡ |
天井高 | ホール5.5m、スタジオ3m |
収容人数 | 最大約600名(ホール448名、スタジオ144名) |
開業 | 2020年9月 |
施設図面
施設企画・コンサルティングの特徴
竹芝に、コンテンツ発信のイベントホールとスタジオを作る
2016年、東急不動産様から「竹芝でコンテンツ発信のためのホールとスタジオを作りたい」という相談を受けました。すでに実施設計フェーズに入っており、フロアプランの大枠は決まっているものの、国家戦略特区の認定事業としてコンテンツ産業の発展に資する空間とするために、複数の運営会社に相談しているとのことでした。
物件位置は、ゆりかめも竹芝駅から直結ですが、BtoBイベント誘致の観点で重要な山手線浜松町駅からは徒歩4分と駅距離もあり、マーケットとしてはネガティブでした。
一方で、ホールは希少な1階立地で搬入動線が非常に優れており、高い天高、可動壁開放でホールとホワイエが連結可能など、会場のハード面としての魅力がありました。
しかし、8階のスタジオは、エレベーターを乗り換えた先のビルの一番奥まった場所にあり、オフィスフロアのため天高の制約もあり、プランニングの難易度が高い印象でした。
オーナーのご担当者様としても「ホールはなんとかできるが、スタジオはどうしていいか分からない、という運営会社が多い。ホールとスタジオのどちらの企画・運営もできる会社が見つからず困っている」と仰っていました。
また、会場の企画運営はもちろんのこと、エリアマネジメントイベント開催による地域の賑わい創出や、将来的なDMO参画も視野に入れた街づくりを目指しており、そうした分野にも協力可能な運営会社が選定対象としては理想とのことでした。
当社はイベントホールの企画・運営経験は豊富にあり、自主イベント開催やエリマネイベント共催の経験値もある一方で、スタジオ企画は未経験のため手探りでした。まずは運営会社を選定する以前に、既存のスタジオ見学をご提案し、当社も同行させていただくことになりました。
契約前ではありましたが、オーナー担当者様とさまざまなスタジオを視察しながら議論を交わす中で、今は色がない竹芝をコンテンツ発信拠点として発展させていきたいという担当者様の情熱に感化され、マーケット的に消極的だった我々も、本物件に参画する気持ちが固まっていきました。
400インチ×2面の巨大スクリーンを常設するホール企画
巨大壁面スクリーン企画の背景
基本設計では音楽ライブ誘致を念頭に置いた設備計画となっていましたが、「コンテンツ発信」という特徴付けが曖昧な状況でした。行政の与件をクリアしながら、工事コストを抑えつつ、収益性を担保するために会場利用者から選ばれる企画が必要とされていました。
その答えとなる当社からの提案は「400インチ×2面の巨大壁面スクリーンに4K20,000lmの高輝度プロジェクター2台をブレンディング投影する、高精細な映像プレゼンテーションに特化したイベントホール」というものでした。
ハード面でコンテンツ発信の魅力付けを強く押し出すために、音響か、照明か、映像か、という大きな3つの選択肢がありました。音響については、オフィス側と防音防振構造の縁が完全に切れないという設計上の制約から、演奏可能な演目に制限を付ける必要があり、難易度が高い状況でした。照明については、常設設備が足りない場合でも予備電源が豊富であれば持ち込みで対応ができることなどから、差別化要素としての重要度は低いと判断しました。
上記から、コンテンツ発信という観点では映像が最も相性が良いという結論に至りました。また、巨大なプレゼンテーション環境を仮設外注で構築しようとすると、1回のイベントで数百万円の費用が必要という背景もあり、都内類似サイズの競合施設でもこのサイズの映像設備常設はなく、施設のシンボルになるだろうと考えました。
検討当初は、視認性や高精細を重視し壁面LEDを検討しましたが、非常に高額かつ、駆体の補強が必要となるほどの重量があり断念しました。代替案として浮上したのが、照明のハレーションを軽減し高精細な映像反射を可能とするクリアブラックスクリーンでした。LEDに対してコストは1/10以下、重量も軽く、給電不要と、コストコントロールも含めさまざまな課題を一挙に解決する企画提案となりました。
この提案はオーナーにも前向きに受け止められ、コストと設計調整を経て、採用されることになりました。
工事費削減と付加価値向上のための提案
ホール全体の工事費減の観点では、以下の提案も行いました。
更新頻度の高い映像設備や音響設備の一部を当社負担として投資
また、さらなるホールの付加価値向上のため、以下の改善提案も行いました。
イベントに応じて専門業者への外部発注をせずに、さまざまな画面レイアウトが可能な高機能映像プロセッサー設備
外部乗り込み業者にも対応できる接続パッチを設け、大規模イベントに臨機応変に対応できるプロシステム構成
来場者用Wi-Fiの通信回線と、主催者用の上下配信用回線を完全に切り分け、通信環境の安定性を確保
都内でも希少な卓越した映像プレゼンテーション環境、抜群の搬入導線、屋外と可動壁開放で繋がる空間など、独自の付加価値を発揮し、コロナ禍の開業でありながらも、当初の予想を超える稼働を達成することができました。
他にないイベントホールだからこそ、さまざまなホールの使い方を具体的な事例で訴求するWEBサイトのブランディングにも力を入れ、巡航稼働となった現在も非常に高い稼働水準を維持し、オーナーからも高い評価を受けています。
投資コストを抑え事業継続性を確保したONLINE配信スタジオ企画
「ONLINE配信スタジオ」というコンセプト
スタジオの企画は初挑戦ながらも、当社の中で企画検討において重視しているポイントがありました。それは「作るだけ作って誰にも使われない会場は作らない」という思いです。当社は施設の企画コンサルティングのみを請け負うことはせず、企画から運営を一気通貫で行う会社です。そのため、作るからにはお客様から愛される会場にしたい、と考えています。
スタジオというニッチなマーケットにおいて、さらに8階の奥地という難しい立地条件で、70年間の長期にわたって事業継続していくために必要なこと。それはシンプルに、ターゲットを狭め過ぎずに幅広い利用者を対象として、投資コストも抑えていくという当たり前のものでした。
都内にあるスタジオのほとんどは、撮影、録音、映像編集、TV制作、料理番組制作など、単一機能に特化したものばかり。単一機能に特化すれば専門設備が必要となり、イニシャルとランニングの両方でコストが大きくなり、専門知識を有したスタッフの雇用も必要となります。
上記を踏まえて当社は、「大企業も中小企業も個人もコンテンツを発信できるONLINE配信スタジオ」というコンセプトを提案しました。
コストを抑え、使いやすいスタジオを実現
YouTubeなどの動画メディアの盛り上がりや、カメラの機能向上によりスマートフォンでCMや映画が撮れる、編集もパソコン1台で事足りるといった時代の流れを受けて、高額な撮影・編集機材は保有しないと判断しました。
一方で、スタジオを2分割可能な仕様として、半分は撮影スペース、半分は制作スタッフスペースなど、柔軟な利用が可能な部屋構成としました。
来場者やゲストが快適に会場を利用できる環境づくりにも配慮し、控室やパントリー、来場者が待機できるロビーなども配置しました。
設備面では、室内の壁面には合成用のクロマキーグリーンカーテンを360度設置しました。複数の撮影パターンを考慮し、暗幕黒カーテンと白カーテンも同様に設置。天井には持ち込み照明を吊り込み可能な固定グリッドバトンと十分な電源も確保しました。
このプランニングであれば、コストを抑えつつ、幅広いターゲットに対して新しいスタジオのカタチとして提案できるのではという自信が当社にはありました。
こうしたアイデアは、オーナーとともにさまざまなスタジオを見学する前に企画として提案していました。その後、都内の多様なスタジオの視察、六本木ヒルズのYouTubeスタジオ、渋谷のLINEスタジオ、TV局の撮影スタジオ、恵比寿のキッチンスタジオなどを見学する中で、竹芝には当社の企画したスタジオがマッチするという確信を深めていきました。
スタジオをどうしようかと迷われていたオーナーも、さまざまなスタジオを見学する中で、できることとできないことを見極めていき、当社提案の企画の実現性について、徐々に納得感を高めてくださいました。
2020年9月、コロナ禍で開業したポートスタジオは、ONLINE配信全盛となったトレンドに乗り、企画の設備も多くのお客様から好評いただき、当初の想定を大きく超える稼働を達成することができました。顧客ニーズに合わせて撮影機材や照明機材の拡充を進め、当社スタッフの高い技術提案力・ホスピタリティも相まって、愛される会場として順調に育っています。オーナーからも不利な立地条件にも関わらずの高い成果に、大きな信頼を得ています。
施設運営・マネジメントの特徴
巨大壁面スクリーンを活用したイベント誘致
充実した提案資料でホールの使い方を訴求
通常の貸し会議室やコンファレンスホールでは、講演資料をひとつのスクリーンに投影をして、演台にPCを置き、その前で講演者が話す利用スタイルが一般的です。その常識を覆し、企業人なら誰もが一度は憧れる「スティーブ・ジョブズのようなプレゼンスタイル」を実現したのが、ポートホールの壁一面スクリーンです。
初めて会場を訪れた方はその大きさに圧倒され、「これはすごい……」「LEDですか?」と聞かれることも多く、迫力ある映像を実際に体感することで、利用の決定率も格段に上がります。
ただ、自分たちのイベントでどう使おうかという想像がどんどんと膨らむと同時に、果たして自分たちでできるのか?このハイスペック機材を使い切れるのか?と心配の声も上がります。
そこで開業当初から、よく利用される投影パターンをプリセットとして用意し、分かりやすく説明をした資料をWEBサイトに展開したり、すべての投影パターンを網羅した動画をYouTubeで公開。これらの資料を内覧時にご案内することで、「ここにはこれを投影して、ここにはこれで……」とより使用するための理解度と想像が膨らみます。
ポートホールでイベントを行うことで、格段にステージの演出力や登壇者のモチベーションが高まり、熱のこもったプレゼンテーションを実現できます。特に表彰式やキックオフといった社内イベントでは、社員のエンゲージメントアップにつながり、参加者・イベント全体の満足度を向上させることで、リピート利用につながります。
また4K・8Kの解像度に対応し、非常に高精細な映像を投影できることで、よりいっそうイベントへの没入感が生まれます。
NHK パブリックビューイング
この壁一面スクリーンと高精細な映像があったからこそ獲得できたのが、NHKのパブリックビューイング案件です。当社が主催をして行った、サッカーのe-sportsイベントの配信をNHKの担当者の方が見てくださったことがきっかけで、ポートホールのスクリーンを使ったイベント企画のご相談をいただきました。
4K映像の普及を目的とするイベントだったため、その規格に合致するポートホールでの実施が決まりました。2022年11月には4K番組のプロモーションイベントとFIFAワールドカップサッカーのパブリックビューイングを、2023年9月にはラグビーワールドカップのパブリックビューイングを行いました。ラグビーにおいては、副音声の解説音をポートホールから送るという新たな試みとなり、NHKのニュース内でも会場が取り上げられ、ポートホールの知名度も飛躍的に上がりました。
国交省主催 ミズベリングフォーラム
スクリーンを背負ったプレゼンスタイルが上手くマッチしたのが、国交省主催で行っている「ミズベリングフォーラム」です。ミズベリングフォーラムはピッチ型のプレゼンをお祭りのようににぎやかに実施する、当時としてはトレンドの開催形式で運用しており、それが行政主導で開催されていることにバリューがあるイベントでした。
行政、街、自治体、企業、教育機関が混在して同様の課題感や付加価値の創造をコミュニティ形成で解決していくスタイルのイベントです。まさに国家戦略特区であり、実証実験の場であるこの竹芝で、産官学+民間が連動して新しいことにチャレンジをして、情報発信の拠点として発表する場にしてもらいたいと考え、主催・事務局にアプローチを行いました。
ヘッドセットマイクをつけて、映像を駆使した没入感あるプレゼンテーションのできる空間で、たくさんの方にご登壇いただき、高揚感や達成感を味わっていただけました。行政関連の案件ではよくある、一定の型にはまったスタイルを打ち破り、いかにユーモラスにできるのか、新しいスタイルを提案できたよい事例となりました。
またポートホールの特徴でもある、ビル1階に位置するからこその抜群の搬入出導線で、自動車のメディア向け新車発表会や、ディーラー向けのイベントなどの案件も開催いただいております。その際には、搬入出の便利さだけではなく、壁一面のスクリーンでの迫力ある映像、また車のイメージに沿った映像でのブランディングや、会場の空間演出にも非常に効果を発揮しています。
ONLINE配信スタジオのイベント誘致
セッション「未来のプレゼンテーション」
ポートスタジオは“スタジオ”という名前ではありますが、オフィスビル内にあるため、天井高・防音性などのハード面では、TV局仕様の本格的な撮影スタジオには太刀打ちができません。またビル内での導線においても、8️階フロアの一番奥ということで、あまり便利な場所とは言えません。しかし、コロナ禍で集客できる人数に限りのあるイベントの開催が増えたことから、プライバシーを尊重し易い、プライベート感のあるスタジオとして周知したところ、安心してご利用いただける配信拠点となりました。
開業当時はコロナ禍で、イベントはONLINE配信が主流ではあったものの、企業はみな手探り状態。どのONLINEセミナーを見ても、通り一遍倒な配信の画づくりで、仕事をしながらセミナーの音だけ聞いている、ということも多かったと思います。そんな中で、ONLINEにおける伝わりやすいプレゼン方法や見せ方を、実際に配信をしながら、視聴者に提案するためのセッションを当社にて企画をし、「未来のプレゼンテーション」と題して実施しました。
ちょうど同じ頃に竹芝に本社を移転された、映像制作会社のIMAGICAと共同で企画を開始。登壇者は竹芝にゆかりのある人物で構成し、IMAGICA社の最新のテクノロジーをたくさん詰め込んだ、まさにコンテンツ発信の場として、ポートスタジオを使用しました。
この配信以降、同じようにクロマキーでの撮影をしたいというお問い合わせも非常に多く、結果的にポートスタジオの周知拡大、稼働増にもつながるイベントとなりました。
ソフトバンク社「Softbank World」
ポートスタジオの利用事例の中でも、東京ポートシティ竹芝のビルの唯一のテナント企業であるソフトバンク様が毎年行っている大規模法人イベント「Softbank World」を誘致できたことが大きな成功例となりました。
通常開催だと数万人を集客するような大規模なイベントでしたが、コロナ禍の2020年から完全にONLINEでの実施となり、20年はポートホールから複数のセッションを配信していただきました。2021年もONLINE実施となり、再度ホールの利用についてご相談をいただきましたが、当初は想定になかったスタジオの利用において、上記の「未来のプレゼンテーション」の配信映像をご覧いただき、「このスタジオでもこのクオリティの演出ができる」ということで検討にあがり、実際に利用決定にまでつながりました。
AスタジオとBスタジオそれぞれに全面クロマキーが設置できて、持ち込みの照明機材も多く吊れる仕様、また講演者となるVIPやゲストを招待できるホワイエや控室があったことも、多くの登壇者を迎え入れるこのイベントには最適な設計で、開発当初の想定の通りにご利用頂いたイベントとなりました。
竹芝地区全体を巻き込んだエリアマネジメントとDMO参画
会場運営において、会場単体での善し悪しだけでなく、会場が稼働することでビルやテナント、街(エリア)全体にどのような効果をもたらすことができるかが重要になってきています。それは、エリアで働く方のメリットとなるような活動、外から見た時に「竹芝という街に行きたい」「竹芝でイベントを開催してみたい」と思っていただけるような街づくりを行うことです。エリアの活性化と会場の運営は紐づいているため、一会場を運営している当社ではありますが、積極的にエリア活性に参画していきたいと考えています。
当社は会場運営を通して、イベントのトレンドやニーズをいち早く取得できますし、さまざまな利用企業とのコネクションを作ることが可能です。そのため、エリア全体で訴求したい内容と実現可能な内容の調整をしたり、必要とする方同士をつなげるハブのような役割を果たすことができており、そこにニーズがあるのではないかと感じます。現在は、エリアマネジメントに関わるイベントの企画や制作、運営の相談を受け、ご一緒させていただいています。
イベント「ちょっと先のおもしろい未来」
竹芝で年に1度開催されているエリアマネジメントのメインイベント、「ちょっと先のおもしろい未来(略称:ちょもろー)」では企画制作に関わっております。街を盛り上げるためのイベント設計として、アメリカで実施されているSXSWのような「都市型フェスティバル」の開催を念頭に企画しています。
都市フェスとしては例のない小学生、中学生をメインターゲットとする、まさにちょっと先のおもしろい未来の中心を担う世代に楽しんでもらったり、ちょっとした気づき、自分自身の未来を考えるきっかけづくりに貢献できればというのが大きな動機付けになっています。
企画の骨子から、イベントのステージ演出・映像制作・当日の進行も担い、3年連続開催しているこのイベントを、数万人が来場する大型イベントに育て上げることに貢献してきました。
DMO芝東京ベイへの参画
またこのエリアには、浜松町・竹芝・芝浦エリアの「DMO芝東京ベイ」があり、当社も参画をしてMICEに関わるイベントの企画制作をサポートしています。DMO主催の勉強会においては、当社のマネージャーが講師として登壇し、MICE誘致につながるイベントの開催内容や開催手法のトレンドを伝え、参画企業との連携を深めています。また、DMO設立の周年記念シンポジウムの企画、制作、運営を担い、広く周知することに貢献し、MICE案件の誘致を実現しています。
当社としては、施設の運営にとどまらず、エリアマネジメントの活動と連携することでビルオーナーへの貢献、ビル全体、街全体の価値が上がることによる認知拡大と、それによってもたらされる会場の稼働増、双方にメリットのある連携が可能となっております。
実施イベント
お客様の声
400インチ×2面
巨大スクリーンの
イベントホール誕生の舞台裏
運営チームからのメッセージ
チーフマネージャー 初瀬 広壮
国家戦略特区の竹芝における開発の中で、当社に求められたホール/スタジオへのニーズを的確につかんだうえで、オーナーから求められるひとつ上の価値を提供することを、常に心掛けて運営をしています。
“コンテンツの発信拠点”となるポートホールをご利用いただき、自社の取り組みや成果を発信したいと考える主催企業、担当者の思いがしっかりと届けられるよう、施設運営者という立ち位置にとどまらず、お客様とともにイベントを作り上げたいという熱量をもって伴走できるのが、この竹芝のチームの特徴です。
施設運営として、場の提供だけに留まらず、主催企業にも、来場者にも、想像以上と感じてもらえる“おもてなし”に主体的に取り組む姿勢が大切だと考えます。そして主催者の満足度の向上は、施設への評価だけでなく、そのビルやエリア一帯、街全体への評価につながり、人の流入と活性化をもたらす好循環につながります。
そのためにも、広い視野で情報、トレンドにアンテナを張って、興味を持ち、行動に移すこと。すべての出会いを推進力に、たくさんの点と点を繋げて線にして、新たなつながりをつくるHUBとなることでイノベーションを生み出していくこと。遊び心を横に携えることを忘れずに、これからも挑戦していきます。
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