御茶ノ水トライエッジカンファレンスが開業するよりもずっと前から、インフィールドのお客様だった日経BP様。年間200本ものセミナー運営についてご紹介します。
クライアント | 株式会社日経BP |
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イベント | 異業種交流型・マネージャー向け研修 |
業界 | セミナー |
施設 | 御茶ノ水トライエッジカンファレンス |
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来場者数 | 各回30名程度 / 年間約200回実施 |
準備期間 | 1年 |
小池 陽子
育休明けの2018年より課長塾メイン担当として御茶ノ水トライエッジカンファレンスに配属。主にセミナー開催までの事前準備を担当。
小山 沙織
新卒入社後、御茶ノ水トライエッジ配属。その半年後より、課長塾担当に。主にイベント当日のケアや、予約の管理を担当。
「日経ビジネス 課長塾」は、御茶ノ水トライエッジカンファレンスが開業する前からインフィールドの重要なお客様でした。そのため、トライエッジカンファレンス開業にあたっては「日経ビジネス 課長塾」の開催を意識して、備品類の必要数を会場に用意するなど、サービスが詰まった会場を作り上げました。
2週間に1度、合計6日間にわたって開催される「総合講座」を中心に、単日開催の講座も合わせて、年間で200室以上をお借りいただいています。時期によっては、セミナーが連日開催されますが、すべて内容は違うため、インフィールドの担当者は要点を把握した上で、どうサポートすべきかという視点が必要になります。
本イベントは小池が全体的な視点での業務、小山が細かい事務局作業という役割分担で進めました。2人の不在時などには宮内や武田がバックアップとしてサポート、また会場全体に関する課題は、マネージャーの浅野が引き受けました。
年間に200回ものイベントがあると、お客様は日程調整で頭を悩ませます。私たちも一緒に悩むことで、主催者様の苦労を知ることができ「どうすればよいサービスを提供できるか?」を考える癖を身につけられました。また、セミナーの内容をよく知ることで、先回りして手助けすることができ、施設運営が本業ではあるけれども事務局代行業務という新しい事業の価値を強く感じることができました。
2018年
07月
2019年
01月
日経BPのご担当者様は、年間200本以上のセミナーの他にも営業も担当しており、かなりお忙しくされています。そのため、お客様の負担にならないよう、重要な確認事項以外は弊社が適宜、運営作業を行うスタイルで進めています。自主的に、簡潔に、そして正確にセミナーの開催までの準備・運営を進めていくことで、セミナーの成功を手助けできる存在でありたいです。
課長塾の担当となったときには、その膨大なセミナーの開催「量」に、まずはついていけるか心配でした。毎日のように、異なるセミナーが企画され、講師も違えば準備するものも違います。セミナー参加者は学ぶ目的や意欲を持って参加される方ばかりですので、準備内容には高い「質」が求められました。質を保ち、セミナーのブランド力を守ることができるよう、1つ1つ丁寧に準備することを心がけました。”
課長塾のセミナーひとつで、約100個のチェック項目や準備物があります。それらをスタッフ全員が一目で分かるように整理された管理シートを用いて、抜け漏れがないように準備します。特に気を付けているのが、お弁当や懇親会のメニュー内容の選定です。ご参加者様や講師の先生方、主催の担当者様が「ここに来ると毎回このお弁当か…」とモチベーションが下がらないよう、慎重に選定していきます。
当初は準備がギリギリになったりと、上手くいかない面もありましたが、少しずつブラッシュアップし、今ではある程度の余裕を持った、質の高い運営ができています。
初めは準備がスムーズにできずギリギリになることもありました。しかし、ダメだった点は原因を特定し、それを防ぐための案をスタッフ同士で持ち寄るなどしました。私が子育て中でしたので、遅番の人の作業が減るよう、日中にレイアウトの要点を伝えたり、配布物の見本を作ったり、情報がまとまって見やすいように、内部資料を改善するなど、工夫を重ねて運営方法をブラッシュアップしていきました。
私は新卒入社のため、課長塾のような企業研修の「本番」に触れる機会がありませんでした。インフィールドに入社し、課長塾担当になって最初の業務が、お弁当やホットコーヒーのセッティングだったのですが、ドアの隙間から見える参加者様の真剣な表情や、休憩時のほっとした笑顔などを拝見し、この場所が「自分の弱みと向き合う」ことや「マネージャーへの成長」を促す場として活用できるのだと、不思議に思った記憶があります。
課長塾は、1つのセミナーが終わっても、すぐに次のセミナーが開催されます。そのため、回を重ねるごとにサービスの質を上げられるように細かいところにも注意して、運営をしています。
「次回からこの講師の時には、ホワイトボードを1台足す」「この資料を次回開催時まで取っておいて」など、毎日のように開催しているからこそ、細かな要望が出てきます。細かな点でも、会場内のスタッフで共有し、確認しあうことでミスが少なくなり、主催者の手間を減らすことにつながると思うので、スタッフ間でのコミュニケーションを大切にしています。
毎回のことですが、次の開催をより快適にご利用いただくため、どんな些細なご要望でもスタッフ同士で共有し、課長塾の運営をサポートしています。受講された方が、別の機会で当会場をご利用いただくことがありました。「実は参加者としてここへ来て、トライエッジの会場が気に入り、今度は主催者として会場を利用させていただきました!」と、お言葉をいただいた際は、何にも代えがたい喜びを得ることができました。”
担当の小池さんも小山さんも、いつも笑顔で接してくれるのが印象的です。スタッフの方の事務所からも楽しそうな笑い声が聞こえてきたりして、仲のよい会社だなと感じています。
私どもから、年間200本近いセミナーの運営をお願いしているので、細かな手配や管理項目がとても多いのですが、正確かつ迅速に対応してくれていて、いつも助かっています。お預けしているテキストや資料に関しても、お願いしていないのに在庫が減ると必ずリマインドをしてくれたりして、私たちはセミナーの企画や集客など本業に集中でき、とても感謝しています。