赤坂インターシティコンファレンスのこけら落としとなった「HRサミット2017」。新築ビル内に新設されるコンファレンスのため、事前に施設が見られない中、どのように準備を進めたのか、その道のりをご紹介します。
クライアント | ProFuture株式会社 |
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イベント | 経営者・人事向けフォーラム |
業界 | セミナー |
施設 | 赤坂インターシティコンファレンス |
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来場者数 | 4日間延べ約2000人 |
準備期間 | 1年前 |
井上 巧
入社後KFCHall & Roomsに配属。音響・照明・映像のテクニカルオペレーターをメイン業務に、当日のお客様のイベントをサポート。その後、徐々にお客様の担当へとメイン業務をシフト。2016年8月に赤坂インターシティコンファレンスの準備室へ異動。2017年10月に赤坂インターシティコンファレンス開業を迎え、専属スタッフとして常駐。
「HRサミット」は、日本最大級の人事フォーラムです。各企業による講演や、参加者同士でディスカッションができるワークショップなどが複数日程(2017年は本番4日間)にて行われます。
主催のProFuture様には、以前より秋葉原UDX・御茶ノ水ソラシティをご利用いただいていたのですが、偶然にも赤坂インターシティAIRの関係者が、ProFutureの寺澤社長と知り合いで、そこから話が発展しました。
また、連日数百名の来場があるイベントです。赤坂インターシティコンファレンスのプロモーションとしても魅力的で、グランドオープン前のイベントとしてご利用いただけないかとご相談しました。そして、施設の規模感もイベントのイメージとも合いそうとのことで、ご利用いただくことになったのです。
井上が中心となり、お客様のヒアリングおよびインフィールドからの提案を繰り返し、施設が見られない中でも、具体的なイメージを持ちつつ運営しました。
ビルの竣工前から進んでいた案件でしたので、どういったビル・施設になるかを資料とイメージ写真を用いてご説明、そのうえでどういった形でご利用されたいかのヒアリング、それに対しての最適な形のご提示といった方法で進めました。
2016年
10月
2017年
05月
空調・什器の配置・照明の当たる位置・音響のバランスなど、基本的なことは丁寧に準備しておき、本番当日はチェックと微調整だけで済むようにしました。本番に集中できる環境を作ることが私たちの務めです。
HR SUMMIT2017は、ビルが建築中ということもあり、内見をできるのが本番の1ヶ月前。イメージを膨らませて計画を立てていくことが一番の困難でした。ビルの竣工とともに我々も入居し、実際の会場を歩きながら、イベント内容に問題がないかを確認して、不安を解消していくことができました。
初イベントならではのトラブルもありつつ4日間が無事終了。ProFuture様とイベント制作会社様からもご指摘や提案をいただき、気づきが多いイベントでした。初イベントならではの機材トラブルも起きてしまったので、設備業者やビルオーナーへ相談など手探りで対応する毎日となりました。
全員がクタクタになりながら片付けを終え「ありがとうございました!」と言い合いながら笑顔で帰っていった時は、無事に終わってよかったという安堵感でいっぱいでした。また、これから赤坂インターシティコンファレンスが始まるのだなとあらためて思いました。今後のお客様のご利用へのポイントも掴むことができ、お客様に指摘をされて気がついた不足物もビルオーナーにも協力を仰ぎ追加購入しました。
竣工前の企画にも関わらず、難しいことも依頼させていただいたのですが、ゼロ回答ではなく代替案を持ってきてくださり非常に柔軟に対応してくださいました。来年の利用も検討させていただきますので、よろしくお願いします。ただ4日間は長かったので、3日間にするかもしれませんが(笑)